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なぎBLOG

上腕二頭筋長頭炎

  • 2025.02.28
  • 施術について

上腕二頭筋長頭腱炎とは、上腕二頭筋(力こぶができる筋肉)の長頭腱という部分に炎症が起きて痛みが発生する病態です。

上腕二頭筋は長頭と短頭の二つの筋肉からなる筋肉なのですが、このうちの長頭という筋肉の腱という部分で炎症が起きます。

 

長頭腱は肩甲骨から始まり上腕骨(肩から肘の骨)の結節間溝という溝を通って肘近くまで伸びており、日常生活ではドアノブを捻る動作やタオルを絞る動作、肘を曲げる動作の時などに働きます。

この筋肉の使い過ぎにより上腕二頭筋の緊張が高まり腱の動きがスムーズではなくなることで、骨と擦れる事が増え炎症が起きると考えられます。

 

野球での投球動作、テニスやバレーなどの頭より上に腕を上げる事が多い人に好発しますが、普段の動作から負担のかかる筋肉でもある為、積み重なった負担でも炎症が起きる事もあります。

 

肩関節の前に痛みを感じる事が主な症状で、手を後ろに回す動作や先ほどのスポーツでの動作で痛みが発生します。炎症が強い場合だと何もしていなくても肩関節の前側に痛みを感じる事があります。

 

施術をする際はこの上腕二頭筋の緊張を緩和させることや肩関節にかかる負担を軽減させることが重要となり、腱板損傷や凍結肩の施術と重なりますが肩関節周辺の施術に加え脊柱の柔軟性の向上も同時に行います。

 

肩関節付近での痛みがある場合は、どこに、どのような動きで痛みが出るのかを把握し、整体や整骨院で施術を受ける事をお勧めします^_^


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