なぎBLOG
腱板損傷
- 2025.02.27
- 施術について
腱板損傷とは、肩関節の微調整を行う筋肉である「腱板」が何らかの原因で損傷してしまう病態です。
40歳以上の男性に多いと言われています。
症状としては主に肩の挙上時に痛みがあり、夜間寝ている時に痛みが発生します。
肩関節で音がするという方もいらっしゃいます。
凍結肩と違うところは、挙上時に痛みはあるものの挙げることができないわけではないところです。
明らかな原因が無いことも多く発症するのが右肩に多いことから、日常生活での肩関節への負担の積み重ねにより腱板が損傷していると考えられます。
当院では、腱板損傷は脊柱の柔軟性が大きく関わると考えております。
脊柱は、肩関節が運動する際に一緒に可動します。
挙上する際に脊柱が伸展(反る動作)するのですが、日常生活での負担が背中にかかり続けることで脊柱の柔軟性が徐々に低下していきます。
脊柱の動きが低下すると、肩関節の負担が増えてしまいます。
腱板への負担が増加したまま使い続ける事で腱板が損傷します。
施術においてはこの脊柱の柔軟性が重要となります。
肩関節にかかる余計な負担を軽減するためには脊柱を柔らかくする必要があります。
肩関節周りの施術だけでなく、脊柱周りや骨盤まで柔軟性を高める為の施術を行います。
腱板損傷でお悩みの方は、肩周辺だけでなく身体全体まで見てくれる整体や整骨院で施術を受ける事をお勧めします。