なぎBLOG
凍結肩
- 2025.02.26
- 施術について
こんにちは、千里山の整体、凪整骨院です^_^
本日は凍結肩のお話です。
凍結肩とはいわゆる五十肩の事です。
「凍結」という名称の通り、固まったように肩の可動域が極端に低下します。
肩関節が90度以上上がらない、手を後ろに回す(ベルトを通す)ことができない、ポケットに手を入れる事ができない、頭を洗う事ができない…など、肩関節の可動域が低下してしまう為、肩を動かす作業ができなくなってしまいます。
また、寝ている間に痛みが増悪する「夜間痛」も凍結肩の特徴です。
睡眠時の運動量の低下や、寝返りなどの意図しない動きにより肩関節が動かされ痛みが出現します。
この凍結肩ですが、肩関節で炎症が起き関節包と呼ばれる関節を包む膜が硬くなり発症すると考えられます。
通常柔らかいはずの関節包が硬くなる事で、柔軟な関節である肩関節に可動域制限が出現します。
凍結肩の治療期間は半年から1年はかかることがほとんどで、治療開始時は症状も変化しにくいです。
最低でも週に一回程度施術を行い、肩関節にかかる負担を細かく軽減させながら少しずつ症状を緩和させていきます。
患者様サイドの自助努力も治療期間に大きく影響し、普段からしっかり動かす事を意識して頂く事でより早く治癒に向かうことができます。
他の病態より長く治療期間がかかってしまう凍結肩ですが、何もせず待っているだけでは治癒まで1年半かかることもあります。
半年から1年で治癒できるよう施術を受ける事がとても大事です^_^