なぎBLOG
ばね指
- 2025.02.23
- 施術について
こんにちは、千里山の整体、凪整骨院です^_^
本日は「ばね指」について解説していきます。
ばね指とは、指の伸ばそうとする時に引っかかりが生じ、それでも伸ばそうとするとばねのように跳ねる現象が起きる疾患です。
これ、言葉ではなかなか伝わりにくいかもしれませんね…(^-^;
指伸ばそうとするとばねみたいにバイーンってなります(笑)
このばね指ですが、前段階があります。
それは「指の腱鞘炎」です。
手の指というのは腱に引っ張られる事により曲がる(握る動作)ようになっているのですが、この腱は腱鞘というトンネルを通っています。
腱と腱鞘が擦れる事により炎症が生じてしまうのが腱鞘炎です。
この腱鞘炎が進行することで腱の腫れが悪化し、ばね指の原因となります。
ばね指は更年期や出産前後の女性に多く発生します。
これはドケルバン腱鞘炎と同じくホルモンの影響によるものだと考えられます。
妊娠・出産の時期の女性はプロゲステロンが増え腱鞘を収縮させてしまい腱鞘炎になりやすく、更年期の時期はエストロゲンが減少し腱の柔軟性が低下し腱鞘炎になりやすい状態になります。
また、仕事や日常生活での使い過ぎによる腱鞘炎からもばね指になる事もあります。
次は施術編です^_^