なぎBLOG
ドケルバン腱鞘炎 ~ホルモンの影響~
- 2025.02.21
- 施術について
こんにちは、千里山の整体、凪整骨院です^_^
前回からの続きで、ホルモンバランスの影響についてお話していきます。
ドケルバン腱鞘炎になりやすいタイミングが二つあるといいましたが、まずは妊娠・出産の時のホルモンの影響からいきます。
妊娠・出産の時期の女性は、「プロゲステロン」というホルモンが多く分泌されます。
黄体ホルモンとも呼ばれ、妊娠しやすくする働きや妊娠を安定させるホルモンになります。
一方で腱鞘を収縮させる作用もあり、このホルモンの影響で腱鞘(腱が通るトンネル)が狭まり擦れやすくなり腱鞘炎が発生します。
更年期の時期は、「エストロゲン」というホルモンが減少していきます。
このエストロゲンというのは、女性らしい身体をつくる働きや、腱や関節を柔らかく保つという働きがある為、このホルモンが減少する事で腱の柔軟性を維持しにくくなり炎症が起こりやすくなります。
最近ではスマホの操作により親指にかかる負担が増えたのもあり、より発症しやすくなってきています。
次は施術編です^_^